スクラムトラックは、1989年6月に発売開始されました。
マツダは1969年から製造していた軽トラック「ポーターキャブ」は1988年12月で製造を終了し、その後継としてスクラムトラックが登場しました。
スクラムトラックは、スズキキャリイのOEM(相手先ブランド生産)となり、マツダ自社での軽トラックの製造を行っておりません。
ポーターキャブには4WDの設定が無く、農道などに多いぬかるみに進入してしまった際には脱出に苦労していましたが、スクラムトラックは4WDが選べます。
軽トラック選びに困ったマツダ車ユーザーから支持され続けています。
農道や狭い道で活躍するスクラムトラックのキーの特徴や、紛失してしまった場合の対応について、スクラムトラックの特徴も含め紹介します。
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スクラムトラックの特徴
スクラムトラックは、発売当初550ccエンジンで発売され「マツダスクラム」でしたが、マツダの多チャネル戦略によりオートザム店が登場し翌1990年には「オートザムスクラムトラック」ブランドに変更されました。
1997年にオートザム店の消滅から再びマツダブランドに戻っています。
フロントに「SCRUM」のエンブレムがある550ccのモデルは少なく希少です。
フロントバンパーの地上高が274mmとSUV車並みに高く、急こう配やあぜ道への乗り入れでも車体と地面が接触しにくく、段差でもこすりにくい設計が特徴です。
商店街の狭い路地やあぜ道で小回りが効くのが特徴で、最小回転半径は3.6m(キャロルは4.4m)です。ホイールベースを短くすることで使い勝手を向上させました。
4WD車は2WD走行の他、通常走行の「4H」の他「4L」も選ぶことができ、高速・低速2段切り替え式です。よりトルクを必要とする荒れた路面で活躍し、ぬかるみからの脱出にはボタン１つで作動するリアセンターデフロックも装備されます。
安全面では2019年9月以降のモデルに、デュアルカメラブレーキサポート搭載モデルが発売されました。KXグレードに標準装備し、KCグレードの4AT車にメーカーオプションです。
スクラムトラックは、KXグレードに電波式キーレスエントリーを標準装備しますが、盗難防止に役立つエンジンイモビライザーやセキュリティアラームは全車装備されません。
スクラムトラックにはイモビライザー未装備
スクラムトラックには車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムは装備されません。
スクラムトラックの鍵紛失時には鍵業者が対応
スクラムトラックで鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。
トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、合鍵作成まで可能です。
スクラムトラックは、上級グレードのKXに電波式キーレスエントリーを装備します。
KCは鍵を挿し込んで開錠するタイプです。
KCならスペアキーからホームセンターで合鍵を作成するだけでそのまま使用可能です。
純正キーにこだわる場合は、ディーラーに作成依頼しましょう。
鍵業者に連絡する場合は、年式やカギの種類、グレード、エンジンの始動方法などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、スペアキーが無い場合、作成されるまでの期間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
スクラムトラックは、KXグレードに電波式キーレスエントリーを標準装備しますが、イモビライザーはどのモデルも装備しません。
スクラムトラックのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、ドアの開錠から合鍵の作成まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプと車の年式を伝えるとスムーズです。
千葉市のイモビライザー・スマートキーの紛失・トラブルはお任せください。
