新車納車時に、スマートキーが大抵2個渡されます。
1個をメインキーとして利用し、もう1個はスペアキーとして自宅等に保管する方が多いかと思います。
車の鍵を紛失したなどの理由で、既にスペアキーを使用している、今使っている鍵しか残っていない場合、スペアキーとしての合鍵が欲しいと感じるでしょう。
以前の鍵を差し込んでエンジンを始動させるタイプでイモビライザーの無い車なら、ホームセンターでも作成可能でしたが、スマートキーの場合、どこで作成してもらえるか、いくら費用がかかるか不安です。
ディーラーに依頼すると確実ですが時間がかかる、思いつきで依頼した鍵業者は、低料金をアピールするもディーラーとあまり差がない高額な請求など、トラブルに遭遇するケースも少なくありません。
イモビライザーを装備するスマートキー、持ち手にイモビライザーチップがある、内溝キーと外溝キーなど鍵の種類によって料金が異なってきます。
今回は車の合鍵作成する場合の失敗しない依頼先の探し方や費用、注意すべき点を紹介します。
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キーナンバープレートを用意しよう
約30年以上前の車の場合は、鍵の側面(平らな部分)にキーナンバーが打刻されていました。
現在は、金属のプレートに番号が打刻されています。このキーナンバープレートは普段持ち歩かず、自宅等にスペアキーと一緒に保管しておきましょう。
キーナンバープレートを紛失してしまった場合、追加料金が発生します。
合鍵作成の費用と時間
車の合鍵作成費用は、イモビライザーの有無、現在使える鍵の有無によって大きく変わってきます。
鍵業者に依頼する場合
イモビライザーが無く、外側にギザギザのある外溝キーの場合なら5,000円前後、内溝キーは15,000円前後で作成が可能です。
イモビライザー付の場合は、車種によって異なりますが25,000円～60,000円が目安です。
現在利用している鍵がある場合、社外品のブランクキーを使用する場合、費用を抑えることができる場合がありますので、鍵業者に相談してみましょう。
車を鍵業者に持ち込み、利用中の鍵からイモビライザーのIDをコピーすることが可能なら作成費用を抑えることができます。
鍵業者の場合は、即日作成可能な場合が多く鍵がすぐ必要な場合おすすめです。
ディーラーに依頼する場合
イモビライザーが無く、外側にギザギザのある外溝キーの場合なら5,000円前後、内溝キーは15,000円前後で作成が可能です。
イモビライザー付の場合は、車種によって異なりますが20,000円～50,000円が目安です。
現在使える鍵が1本も無い場合は、コンピューターのリセット、ID登録などの費用が追加されますので、10万円以上の費用がかかることもあります。
ディーラーの場合は、1週間から2週間作成に時間がかかります。鍵が残っていて不便ではない、純正キーが欲しい場合はディーラーへの依頼がおすすめです。
リース車はディーラーに作成依頼しよう
近年増加しているマイカーリース契約ですが、「車のサブスク」と言われています。
リース契約が満了した場合、車及び鍵は全て元々の状態で返却しなければなりません。
残価設定ローンで車を返却する際にも同様で、鍵が不足している場合、違約金が発生します。
リースの場合は、ディーラーへ合鍵作成を依頼しましょう。
また、当初2個のスマートキーで更に1個追加したい場合は、可能かどうかも相談することをおすすめします。
悪質な鍵業者に依頼しないための対策
悪質な鍵業者は少なく、大半は信頼のできる、技術力のある鍵業者がほとんどです。
しかし、一部の悪質な鍵業者に依頼しないためには予備知識や対策が必要です。
依頼の電話の際に、車のメーカー・車種、鍵の種類、キーナンバー有無を伝え、事前に料金提示が無い場合も断る勇気も大切です。
自宅近くの鍵業者を検索して、ブログやレビューなどあればチェックして、万一鍵を紛失した場合、依頼する鍵業者をある程度決めておくと良いでしょう。
自宅の鍵のスペアキーや自転車のスペアキーを試しに作成依頼して一度対応を確認するとなお良いでしょう。
まとめ
車の合鍵作成は、鍵業者もディーラーも費用面では大差ありません。
合鍵作成で、社外品のブランクキーの使用の相談や、即日作成など融通面や作成時間を重視する場合は鍵業者がおすすめです。
リース車の場合は、純正キーが必要なため、ディーラーまたはリース会社に依頼しましょう。
