旅行先で荷物を運ぶために便利なスーツケースやキャリーケースは、開けられなくなると困ってしまいます。
スーツケースの鍵は小さい鍵が多く、見つけにくくなる場合もあります。
最近のスーツケースの鍵は、ダイヤル式の「TSA式ロック」が主流になっています。
高級ブランドのリモワやサムソナイト、ACEなど各種スーツケースブランドメーカーではダイヤルロック式を採用しています。
ダイヤルロック式のタイプでも、番号を忘れてしまったら開けることができなくなります。
今回は、スーツケースの鍵紛失時や、番号を忘れてしまったなど、スーツケースの鍵のトラブル対処方法について紹介します。
カギ屋さん24時間 千葉市 鍵屋 Contents
落ち着いてもう一度探してみよう
スーツケースの鍵は衣類のポケットの中、財布の中、カバンやポーチの中に入っている場合が多く、小さくて見つけにくいだけかもしれません。一度全て取り出して確認してみましょう。
宿泊施設の中の場合、ホテルの室内にある可能性もあります。ホテルで一度解錠している場合、ホテル内にある可能性もありますので、フロントに届けられていないかも含めフロントに確認しましょう。
また、送迎車や自家用車の場合、車内に落ちている可能性もあります。
スーツケースの鍵を開ける方法
スーツケースの鍵を開ける方法は、空港窓口やリペアショップに相談したり、メーカー販売店や直営店で対応してもらえる場合があります。
場所が地方の空港や、販売店から離れている場合は、鍵のトラブルを扱う鍵業者に相談して開けてもらう方法もあります。
ピッキングによる解錠や、鍵を破壊する方法は、緊急時のみでおすすめできません。
修理費用が高額になる可能性もあり、スーツケース自体を壊すとその場所からの移動が不便になります。
また、スーツケースが高額な場合やレンタルの場合があり、リモワの場合20万円前後、サムソナイトの場合5万円前後と高額で、レンタルの場合は指示通りの解錠方法で開けないと後でトラブルになります。
空港窓口に相談する
空港によってはトランクケースの鍵開けサービスがある場合がありますので確認しましょう。
リペアショップがある場合には鍵を開けるだけなら3,000円～6,000円で開けることが可能です。
開けたらロックできませんので、空港内のショップ等でスーツケースベルトを購入して簡単に開かないよう対策しましょう。スーツケースベルトは十字で縛るタイプがおすすめです。
リモワの場合、販売店に持ち込むことで、自分の設定した番号を確認できます。また、メカニカルな鍵を使用したリモワのスーツケースは、修理可能ストアに持ち込むと開けてもらえます。
ホテルのフロントに相談
ホテルでスーツケースの鍵紛失に気づいた場合、フロントに鍵紛失を伝えることで、落とし物として届けられたときに連絡をもらえるかも知れません。
また、すぐに鍵を開けたい場合には、鍵業者を紹介してもらうと良いでしょう。
もちろん、ご自身で鍵業者に依頼しても問題ありませんが、見知らぬ地で悪質な鍵業者に連絡してしまう可能性も否定できません。
鍵のトラブルを扱う鍵業者に依頼
空港や販売店が近くに無い場合は、鍵のトラブルを扱う鍵業者に依頼しましょう。
ダイヤルキーの場合、3桁の数字なので1000通り試せば開きますが、時間がかかります。
4桁の数字の場合は10000通りのため、あきらめましょう。
一般的な小さな鍵の場合は、自分でピッキングを行うと鍵穴の破壊のリスク、なかなか開けられないリスクがあります。
困ったときには、鍵業者に依頼することをおすすめします。
鍵の状態にもよりますが、8,000円～15,000円を目安にしましょう。
鍵やスーツケースを壊すことなく開けることが可能です。
スーツケースを破壊して開ける場合
スーツケースを破壊して開ける場合、開けた後閉められなくなります。事前にスーツケースベルトを用意しましょう。
スーツケースの価格が2万円前後までの場合は、鍵業者に依頼して開けてもらったり、合鍵を作成してもらうよりも買い換えた方が費用がかからない場合もあります。
レンタルスーツケースの対応
数年に1度の旅行でスーツケースを利用したい場合、スーツケースのレンタルサービスがありますが、レンタルしたスーツケースの鍵を開けられなくなった場合は、レンタル会社に相談しましょう。
鍵開けは、レンタル会社の指示の通り行い、破壊することの無いよう注意しましょう。
まとめ
スーツケースの鍵が見当たらない場合は、もう一度よく探したうえで、鍵開けのサービスを利用しましょう。
近年トランクケースの鍵は、TSA式ロックが主流になっています。3桁の番号を忘れないよう注意しましょう。
空港やメーカー販売店で鍵開けサービスがあり、近くにないか探してみましょう。
トランクケースや鍵を壊さずに開けたい場合は鍵業者に依頼しましょう。
