
スマートキーが多くの車種に搭載され、盗難防止のためIDが一致しないとエンジンが始動しないイモビライザーの装備がスタンダート化しています。
しかし、近年スマートキーだからこそ盗まれる新たな手口での自動車盗難被害が目立ちます。
ご自身のお住いの地域で自動車盗難や車上荒らしが発生しているかどうかがわかる犯罪マップ・防犯マップが各都道府県や自治体ベースで作成されています。
今回は、犯罪マップを活用しながらクルマの盗難被害を防止する対策を紹介します。
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犯罪マップとは

全国の都道府県警が犯罪発生マップを作製し、地域ごとの犯罪状況を確認することができます。犯罪発生マップが無い県もありますが、ある地域の方はご活用ください。
https://webmap.police.pref.saitama.lg.jp/machikado/webmap/infopage.html
参考:埼玉県警HPより
マップを確認すると、車上荒らし、自動車盗難、自転車盗難など各自治体別に確認できます。ご自身のお住いの地域や、職場のある地域、買い物などで訪れる地域で、被害報告があるかどうか確認し、被害報告があれば、厳重に警戒する必要があります。
また、犯罪被害報告が無いから安心ではなく、いつ、どこで被害に遭うかわかりませんので、常に警戒する必要はあります。
鍵が無くても盗まれる手口
物理的な鍵を使用しないスマートキーのクルマが多くなっています。
盗難防止装置のイモビライザーが標準装備されていますが、手口によっては物理的な鍵を差し込んでエンジンを始動するクルマよりも盗まれやすくなっています。
CANインベーダーによる手口
狙った車のバンパーの一部を外し、中からCAN信号につながる端子を引き出し、スマートフォンを充電するモバイルバッテリーのような特殊機器を接続し、車の制御システムに侵入しドアを開錠させる手口です。
電波を使用せず10分ほどで車を動かすことが出来ます。夜間短時間の犯行が可能なため注意が必要です。
人通りの少ない月極駐車場を利用している場合は、狙われやすい傾向にあります。
リレーアタックによる手口
スマートキーの微弱電波をリレーしながら拡幅し、クルマまで電波を届け、車内に鍵があるとクルマに認識させドアの開錠からエンジンの始動まで行います。
鍵が無くてもエンジンを切るまでクルマは走り続けます。
自宅前に駐車している方、鍵を玄関に置いている方が狙われやすくなります。
スマートキーの電波を遮断する金属製の箱に入れる、スマートキーを玄関に置かない(スペアキーも同様)、メーカーによっては「節電モード」があり、設定することにより、微弱電波を抑えることができます。
社外品のセキュリティシステムで対策
後付けイモビライザーシステムなど、社外品のセキュリティシステムを追加で装備するのもおすすめです。
コンピューターシステムがメーカー純正とは異なるため、通常のCAN信号のみではセキュリティを解除できず、リレーアタック対策にもなり、セキュリティ性能が増加します。
アルファードやレクサス、ランドクルーザーシリーズなど狙われやすい車種は、メーカー純正のセキュリティシステムのみでは不十分ですので、社外品のセキュリティシステムの追加がおすすめです。
物理的なセキュリティの追加

外観からロックがかかっていることがわかる「タイヤロック」やハンドルの回転を防ぐ「ハンドルロック」は、窃盗犯の盗む気力を低下させます。
しかし、車に乗るたびにタイヤやハンドルのロックを解除しなければならず面倒です。
また、レクサスLX570など大型SUVはタイヤロック状態でも強引に走行可能な場合もあり注意が必要です。
まとめ
都道府県警が提供している犯罪マップを活用することで、クルマを盗まれないようにより警戒・対策することができます。
スマートキーが無くても盗まれる盗難手口が多くあり、社外品のセキュリティシステムや物理的なセキュリティを追加することをおすすめします。
